お知らせ
2022年8月10日
ライブラリー・サポーターズのおすすめ本 令和4年夏休み特集
こども図書館の行事や館内作業をサポートする、中学生・高校生のボランティアによるおすすめ本をご紹介します。
ライブラリー・サポーターズについては、こちらをご覧ください。
おすすめ本
- 『?ギモンを!かいけつくすりの教室 1 くすりってなに?』 WILLこども知育研究所/編著 加藤 哲太/監修 保育社 2018年
「薬ってどんなもの?」「知ってる?薬の工夫」「薬はどうやってつくられる?」「薬と同じように使える?」という4章で書かれており、薬についてよく分かる一冊になっています。
イラストが多く、分かりやすいです。小学生の方におすすめの内容だと思います。これは『?ギモンを!かいけつくすりの教室 1』なので、ぜひ2もよんでください!
(Kokomomo♡)
- 『坊ちゃん』 夏目 漱石/〔著〕 角川書店 1994年
坊ちゃんと山嵐のきずなが読みとれます。坊ちゃんの人を思う気持ちが伝わってくるところがおすすめです。坊ちゃんの人柄が良く、とても人間味のあふれているところが読者からするとかなり読み進めたくなるポイントだと思います。また、この物語が夏目漱石自身のことが少し混ぜて書かれているので、少し現実味もあって良いです!
(NAM)
- 『十五少年漂流記』 ジュール=ベルヌ/著 那須 辰造/訳 金 斗鉉/絵 講談社 1990年
「あぶないっ、後ろから波がくる。みんなしっかりつかまれ。さらわれるぞ!」。1860年某日14才から8才の少年15人を乗せた船が遭難してしまった!大人は誰一人いない。これは、そんな状況の中でときにはぶつかりあい、ときには協力し、漂流したどこなのかも分からない場所で生活をしていく15人の少年たちの冒険譚...
あなたもこの夏、この本を読んで少年たちと共に一夏の冒険気分を味わいませんか?
(M.S.)
- 『殺し屋ですのよ』(星新一YAセレクション 2)星 新一/作 和田 誠/絵 理論社 2008年
いつかありそうなリアリティあるSFや日常のありそうでなかったミステリー短編集。短い話の最後には皮肉めいた驚きのラストが!独特の世界観と予想できない展開に読む手は止まらないはず!新しい視点を得たい人、頭をやわらかくしたい人にオススメの作品です。
(エマのん)
- 『羊の告解』 いとう みく/著 静山社 2019年
「オレの父さんは人を殺した」。ショッキングな一文が本を開いてすぐに目に飛びこんできます。主人公はごくふつうの中学生。小学生の弟と、お父さん、お母さんと暮らす日常は、お父さんが逮捕されたことで様変わりします。自分と親は関係ない、口で言うことは簡単です。しかし、もし自分又は友達がそうなったら同じことが言えるでしょうか?主人公が少しずつ立ち直っていく姿が見どころです。
(Y・H)
- 『その魔球に、まだ名はない』 エレン・クレイジス/著 橋本 恵/訳 あすなろ書房 2018年
主人公の少女、ケイティ・ゴードンは女子であることを理由にリトルリーグで野球をすることを拒まれてしまいます。彼女の繰り広げた男女差別との戦いに勇気を貰えるような話でした。
ジェンダーレスについて考えさせられる一冊です。ぜひ読んでみて下さい。
(M・O)
- 『とべバッタ』 田島 征三/作 偕成社 1988年
ある日、バッタは自分がずっと隠れていたしげみという殻から勇気を出してとびだしました。バッタは身の危険を感じながらも飛び続けました。
この本から、何か勇気を出してみたら周りからは分からなくても、自分が成長してできるようになることがあるかもしれないということが分かります。バッタが何を見つけたかは本を読んでのお楽しみです‼
(タマール)
- 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー〔1〕』 ブレイディみかこ/著 新潮社 2019年
この本は、人種も貧富の差も異なる中学校に通い始めた『ぼく』の言葉や友人との出来事から、様々なことを学ぶことができる本です。この本を読むことで、『幸せ』とは一体何なのか、私たちの身近なところで『平和』のためにできることはないか、と深く考えるきっかけになると思います。
(やまこ)
- 『ネコとクラリネットふき』 岡田 淳/〔作〕 クレヨンハウス 1996年
この夏は、とあるネコとクラリネットふきの「しあわせ」をちょっとだけのぞいてみませんか? 1人でも、友達とでも、家族とでも読めます!読めちゃいます‼
やさしいタッチで描く、岡田淳さんの絵本。
(てつてつ)
- 『マスカレード・ホテル』 東野 圭吾/著 集英社 2014年
東京都内で起きた3件の殺人事件現場に残された暗号から、警視庁は第4の殺人は「ホテル・コルテシア東京」と推測する。事件を未然に防ぐため、スタッフに扮した捜査員がホテルに配置され、不慣れなホテル業務をしつつ、宿泊客を監視する。刑事・新田浩介はフロントスタッフに扮し、補佐・教育係にフロントクラークの山岸尚美が任命される。最後まで犯人やトリックがわからない、あっと驚く結末!ぜひ読んでみてください!
(にじいろ)
- 『ラブオールプレー』 小瀬木 麻美/〔著〕 ポプラ社 2011年
中学生からバドミントンを続けていた主人公水嶋亮が、バドミントンの名門校横浜湊高校で個性に満ちあふれた仲間たちとさらなる高みを目指していく物語です。純粋なバドミントンの面白さが読み手に伝わってくる青春がつまったキラキラした一冊です。
(あいすくりん強し)
- 『せんせい。』 重松 清/著 新潮社 2011年
先生と生徒を巡る6つの物語が書かれている。 その中でも特に「泣くな赤鬼」の物語が先生と生徒の深い関係が描かれているのでおすすめ。
「泣くな赤鬼」では、大学病院で久しぶりに「アカオニ先生」と再会した斎藤のその後について詳しく書かれている。斎藤は、高校を途中で辞めたが、「アカオニ先生」のことは覚えていた。なぜなら、赤鬼が自分にとって最後の先生だったからだ。
(TJSA)
- 『ホビットの冒険』 J.R.R.トールキン/作 瀬田 貞二/訳 岩波書店 2002年
「ドワーフ小人よりも小さく、ガリバーに出てくるリリパットよりは大きい」ホビット族のビルボ・バギンズが、竜の宝を取り返すお話。人間よりずっと小さいのに人間味溢れる登場人物たちと、一緒に冒険に出掛けましょう。
(優)