お知らせ
2022年8月21日
ライブラリー・サポーターズのおすすめ本 令和4年8月
こども図書館の行事や館内作業をサポートする、中学生・高校生のボランティアによるおすすめ本をご紹介します。
ライブラリー・サポーターズについては、こちらをご覧ください。
おすすめ本
- 『手話(てことば)の本 2 名詞』 井崎 哲也/監修 冬野 いちこ/絵 あんぐりら/図 あすなろ書房 1991年
手話の入門として、分かりやすく書かれています。身近なところに耳のきこえない人がいてもいなくても、出会った時に役に立つと思います。しかも、小さな本なので、もち歩きに最てきだと思います。
分かりやすい名詞ばかりで、おぼえて楽しいものなので、ぜひよんで下さい。
(kokomomo♡)
- 『インド大帝国の冒険』(マジック・ツリーハウス 31) メアリー・ポープ・オズボーン/著 食野 雅子/訳 メディアファクトリー 2011年
この本はアメリカのペンシルベニア州に暮らす兄弟ジャックとアニーが不思議なツリーハウスの力で時と場所を超えて大冒険を繰り広げる大人気シリーズ31作目です。今回、とある事情でバラの形のエメラルドを探すことになった二人はムガル帝国時代のインドを訪れます。しかし皇帝に会おうにも贈り物もないし、礼儀作法も分からず...。最後までハラハラドキドキできる冒険譚です。
(Y・H)
- 『ステップ』 重松 清/著 中央公論新社 2012年
結婚して3年経ったある日風邪をこじらせて高い熱がつづき、髄膜炎と診断された2日後「僕」は妻を失った。まだ1歳半の美紀を突然1人で育てることになったのだが...
「もう心が潰れそうだ...」思いながら、なんとか美紀を育てた10年の物語が書かれている。
(TJSA)
- 『さかさことばでうんどうかい』 西村 敏雄/作 福音館書店 2015年
さかさ言葉をご存じですか?上から読んでも下から読んでも同じ言葉になっている、例えば「しんぶんし」とかです。この本は、動物たちがさかさ言葉を使って運動会をするそうです。口に出してさかさ言葉を上からも下からも読んでみよう!
(M・Y)
- 『大どろぼうホッツェンプロッツ』 オトフリート プロイスラー/作 中村 浩三/訳 F・J・トリップ/さし絵 偕成社 1984年
大どろぼうのホッツェンプロッツにおばあさんがとても大切にしていたあるものを奪われ、それを知った孫のカスパールと友人のゼッペルは、ホッツェンプロッツを捕まえようとします。2人はアジトへと向かいましたが気づかれ、捕まえられてしまいます。そしてなんと...!? 魔法使いや妖精も登場するファンタジー色も強い作品で、「ドイツ児童文学賞」推薦作や「国際アンデルセン賞」作家賞次席になるなどの不朽の名作です。
(にじいろ)
- 『天(あめ)と地(つち)の方程式 1』 『天(あめ)と地(つち)の方程式 2』 『天(あめ)と地(つち)の方程式 3』 富安 陽子/著 五十嵐 大介/画 講談社 2015年~2016年
四月から新しく開校する小中一貫校栗栖(くるす)の丘学園に通うことになった八年生の田代有礼(たしろあれい)。彼は入学早々同級生で変人として有名なQと不思議な世界に迷い込んでしまう。栗栖台(くるすだい)を大いなる災いから救うため、アレイたちが黄泉ツ神(よもつかみ)に立ち向かう物語。
はらはらどきどきして一気に読むことができます。
(M・W)
- 『図書室のはこぶね』 名取 佐和子/著 実業之日本社 2022年
この作品は、「金曜日の本屋さん」や「交番の夜」の作者である名取佐和子さんが今年発表された作品です。この本のストーリーは、足を怪我してしまい、体育祭に参加することのできなくなった主人公の百瀬花音と俵朔太郎の2人が体育祭までの一週間で図書室の謎を解明していくストーリーです。
ただのミステリー小説ではなく、図書室の良さや学生の青春の描写も描かれていて、誰でも読みやすい作品なので、ぜひ読んでみてください。
(K・R)
- 『54字の物語 怪』 氏田 雄介/作・絵 PHP研究所 2018年
54文字の物語なので読みやすく、54文字だけでは分からなかったら解説もかいてあります。非常に怖いというわけではないので小学生の人にもおすすめです。70個以上もの話があり2ページで終わるので(1つの話)すぐに読むことができ短い時間でもたくさんの話を読むことができます。
(M・K)