お知らせ
2023年1月31日
ライブラリー・サポーターズのおすすめ本 2023年1月
こども図書館の行事や館内作業をサポートする、中学生・高校生のボランティアによるおすすめ本をご紹介します。
ライブラリー・サポーターズについては、こちらをご覧ください。
おすすめ本
- 『宇宙のみなしご』 森 絵都/〔著〕 角川書店 2010年
両親が仕事で忙しく、いつも2人で自己流の遊びを生み出してきた陽子とリン。新しく見つけた遊びは、真夜中に近所の家の屋根にのぼること。しかしある夜、クラスのいじめられっ子、キオスクにその様子を見られてしまって...
(にじいろ)
- 『マスク越しのおはよう』 山本 悦子/著 田中 海帆/絵 講談社 2022年
新型コロナウイルス拡大の影響により、世の中の風景は一変しました。誰もがマスクをつけている世界。つけなくてはいけない世界。こんな日が来るなんて誰も予想しなかったでしょう。コロナの暗いニュースで落ち込んでしまう日もあると思います。そんな中、1人1人が、それぞれの形でコロナと闘いながら、なりたい自分、新しい自分に変わっていくという物語です。思春期ならではの感情、マスクの下に隠された本当の感情。今の時代なら、誰もが共感できると思います。この本を読めば、あなたも、なりたい自分になれるかも!?
(やまこ)
- 『リンゴが教えてくれたこと』 木村 秋則/著 日本経済新聞出版社 2009年
この本は、リンゴの自然栽培に取り組んだ木村秋則さんのお話です。なかなか花が咲かず、周囲からの批判にも耐えながら、無農薬のリンゴ栽培を成功させたストーリーが書かれていて、とても興味深い内容です。どのような工夫を行ってきたのか、出来事が分かりやすく書かれているので、引き込まれる1冊です。
(マスカット)
- 『ワンダー』 R.J.パラシオ/作 中井 はるの/訳 ほるぷ出版 2015年
生まれつき顔に障がいがあるオーガストが普通の学校に通うことになりました。周りの人は差別したりいじめたりしていましたが次第に味方になる人も増えていきます。障がいのある人との関わり方を考えさせられる一冊です。
(Y.K.)
- 『若草物語』 オルコット/作 小林 みき/訳 ポプラ社 2006年
ものがたりはクリスマスから始まります。
母を待って食べていなかった朝食を、貧しい子供たちにあげてしまうような心優しい四姉妹。クリスマスの朝食はなし、それでも一日をすごし、帰ってきた四人にまっていたのは豪華な夕食でした。
戦時中、父が戦場にいる四姉妹にとって何年かぶりの豪華な夕食。それが隣の家の主からのものと知ると姉妹はすぐさまお礼をしに行きます。
その家の男の子、ローリーや、長女メグに想いを寄せるローリーの家庭教師など、いろいろな人々とかかわりながら、姉妹が成長していく物語です。素敵な人になれそうな、そんなお話がたくさん詰まっています。ぜひ読んでみてください。
(春)
- 『自由研究には向かない殺人』 ホリー・ジャクソン/著 服部 京子/訳 東京創元社 2021年
この作品は、イギリス人作家であるホリー・ジャクソンさんのミステリー小説です。イギリスの小さな町に住んでいる主人公のピップが、受験勉強と並行しながら、5年前の少女失踪事件について自由研究を行い、真相を解明していく物語です。物語の内容が二転、三転するのでとてもおもしろい作品です。続編もあるので、一度読んでみてください!
(K・R)
- 『真夜中の学校レストラン』 〔怪談レストラン編集委員会/〔編〕〕 たかい よしかず/絵 童心社 2007年
内容は少しこわい内容ですが、絵もこわくないし、こわいような言葉があまりつかわれていないので手軽に読むことができます。1つ1つの物語が長くないのでスラスラよめると思います。学校の七不思議についてもかかれているので小学生の人にはピッタリの本です。漢字の横にふりがなもあるので小学生以上も小学生以下もよめます。
(M・K)