お知らせ
2023年4月 4日
ライブラリー・サポーターズのおすすめ本 2023年3月
こども図書館の行事や館内作業をサポートする、中学生・高校生のボランティアによるおすすめ本をご紹介します。
ライブラリー・サポーターズについては、こちらをご覧ください。
おすすめ本
- 『タイムマシン』 H.G.ウェルズ 作 金原 瑞人 訳 岩波書店 2000年
時は、19世紀末のイギリス。TT(タイム・トラヴェラー)こと発明家の「時間旅行者」は数人の仲間が集まって話をしているときに、「タイムマシンを開発した。」と告げる。そして1週間後TTは、変わり果てた様子で戻ってくる。ひと息ついた後彼は自分が行った西暦八十万二千七百一年の世界について語り始める。そこは文明が進み、ロボットだらけ...ではなく、科学が最高に進歩しすぎて逆に退化してしまった人類たちの場所だという。そして未来人は地下で生活する「モーロック」という種類と、地上で生活する「エロイ」という種類に分断されていた。そんな中、ウィーナという1人の女の子に出会い...。
SF小説が好きな人にはもちろん、人情のこもったお話が好きな人にもぜひおすすめの小説です。
(M・S)
- 『数学ガール』 結城 浩 著 ソフトバンククリエイティブ 2007年
この本では、数学に関する定義や問題について、登場人物たちの会話を踏まえて解説しています。後半になるにつれて、内容が少しずつ難しくなりますが、グラフや数式が丁寧に書かれているので、1つずつ追っていけば数学のおもしろさに気づくことができます。散りばめられた名言に注目してみてください。
(マスカット)
- 『ないしょの五日間』 岡田 淳 作 偕成社 2022年
あなたは、非化学的な出来事を信じれますか...?
もしも消しゴムが笑ったら...金魚が空を泳いでいたら...
探偵になりたてのカメレオンのレオンのお話。
(てつてつ)
- 『おしっこちょっぴりもれたろう』 ヨシタケ シンスケ 作・絵 PHP研究所 2018年
お母さんに叱られてしまう前に、ちょっぴりもれたおしっこが乾くまで出かけるところが、とってもかわいらしいお話です。だれにでも言わないだけで困っていることがあるというはっそうは、大人になってもあります。同じ状況の人をみつけられなくても、ちがうことで困っている人をみつけるのも、み力の1つです。
(kokomomo♡)
- 『文豪ストレイドッグス〔1〕』 朝霧 カフカ〔著〕 KADOKAWA 2014年
太宰治、芥川龍之介といった文豪がキャラクター化され、それぞれの文豪にちなむ作品やペンネームなどを使った異能力を用いて戦うストーリー。昔の小説に興味のない人でも、思わず文豪に興味がわくと思います。マンガやアニメもあるのでぜひ見てみてください!
(にじいろ)
- 『まじょのむすめワンナ・ビー』 竹下 文子 作 種村 有希子 絵 偕成社 2019年
タイトルにあるとおり、ワンナ・ビーはまじょとまほうつかいの子供です。小さいころから、この子は立派なまじょになるぞ!と、たくさんのことを教えてもらいました。
この先は、ぜひこの本を読んでもらいたいのですが、私はこの本から、何か苦手なことがあったとしても、使い方しだいで、みんなの役に立ったり、喜ばせたりできるということを学びました。今、苦手なことがある人も、この本を読んで勇気をもらってほしいです!
(N.H)