お知らせ
2023年12月27日
ライブラリー・サポーターズのおすすめ本 2023年冬休み特集
こども図書館の行事や館内作業をサポートする、中学生・高校生のボランティアによるおすすめ本をご紹介します。
ライブラリー・サポーターズについては、こちらをご覧ください。
おすすめ本
- 『ぐりとぐら』 中川 李枝子 さく 大村 百合子 え 福音館書店 1967年
のねずみのぐりとぐらが森で見つけた大きな卵を使って大きなカステラを作ろうと奮闘する物語です。
読んでいてとてもワクワクして楽しいです!
私もやってみたい!と思ってしまうようなお話です。
(NA.mn-B)
- 『アルジャーノンに花束を』 ダニエル・キイス 著 小尾 芙佐 訳 早川書房 2015年
主人公、チャーリイ・ゴードンは、32歳になっても幼児なみの知能しかない。そんなチャーリイを大学の先生が、手術で頭を良くしてくれることになった。アルジャーノンという白ネズミ相手に、検査を行う。手術によってチャーリイは天才になるが...。チャーリイ目線で書かれた日々の記録、チャーリイに突きつけられる現実。そして、題名の意味とは。チャーリイの経過報告を通して、チャーリイの変化を読みとることができる。一度は読んでおきたい名作。
(N.C)
- 『人間失格』 太宰 治〔著〕 角川書店 2007年
言わずと知れた太宰治の代表作品。全て手に入れられそうなのに何も持ちあわせていないある男の物語となっています。共感できずとも、だんだんと引き込まれることまちがいなしです。大人はもちろん、読書に慣れてきた方もぜひ挑戦してみてください。
(N.R)
- 『「オードリー・タン」の誕生』 石崎 洋司 著 講談社 2022年
台湾のデジタル担当政務委員のお話です。主人公「オードリー・タン」は元々「男性」として生まれて、24歳でトランスジェンダーであることを公表しました。オードリーは、子供の頃から天才で成績優秀。学校では頭の良い子しか集まらない「ギフテッド・クラス」に入りますが天才ゆえに他の生徒のうらみを買い、いじめられてしまいます。彼女は、不登校になり仲の良かった父との関係にも亀裂が入ります。しかし自分なりに努力する姿勢は次第に周りの人を変えていきます。それは大人になったオードリーも同じでした。続きはぜひ皆さんで読んでみて下さい!きっと読めば読むほどこの人物のカリスマ性と人間性に強く惹かれるはずです。
(M.S)
- 『ピーターパンの島』 星 新一 作 和田 誠 絵 理論社 2003年
妖精を信じる女の子、ウェンディと大勢の子供たちは、あこがれの海賊船に乗りました。その海賊船の行く先は人魚姫や魔法使いが住む島!しかし、その島は...。
人類の進歩、科学の進歩について、深く考えられるお話です。他に「悪魔の椅子」「これからの出来事」など18話入ったSFショートショートです。
(ミモザ)
- 『マジック少年マイク マジックショップとひみつの本』 ケイト・イーガン 作 樋渡 正人 訳 加藤 アカツキ 絵 ポプラ社 2015年
主人公のマイクはちょっとだけヘマが多い小学4年生。ある日、マイクはとなりの家に住む優等生のノラと不思議なマジックショップ「ホワイトラビット」に出会います。そこでマイクはだんだんマジックの世界へハマって行きます。この本や続巻に出てくるマジックをやってみたくなることまちがいなしです!
(ひほ)
- 『十二支のお雑煮』 川端 誠 作 BL出版 2020年
元旦の朝。
十二支達が集まってお雑煮を作ったりタコあげしたり、すごろくをしたりしてお正月の遊びを楽しんでいます。
十二支達の楽しそうな声が聞こえそうな絵本です。
ぜひ読んでみてください。
(れん)
- 『ぐりとぐらのおきゃくさま』 中川 李枝子 さく 山脇 百合子 え 福音館書店 1967年
ある日、森で雪合戦をしていたぐりとぐら。
落とし穴を見つけましたが、それは穴ではなく何かの足あと...。
足あとをたどると自分たちの家の中へ。家の中には、知らないマフラーや手ぶくろが干してあり、その持ち主は、クリスマスにやってくるあの人!!
ぐりとぐらの家にやって来たお客さん。
楽しいお話です。
(Toma)
- 『みどりさんのパンやさん』 おおい じゅんこ〔作〕 PHP研究所 2013年
ひろーいうみとおおきなもりにはさまれたみどりのパンやさん。ここにはたこさんねずみさんうさぎさんとらさんからくじらさんまでたくさんのお客さんでにぎわっています。
ある日の夜おなかをすかせたおばけちゃんがやってきます。そんなおばけちゃんのためにみどりさんはパンをやきます。
そのパンはふわふわしていてとてもおいしそうです。絵本の中からおいしいにおいがしてくれそうなやさしいお話です。
(ゆりんご)
- 『よるくまクリスマスのまえのよる』 酒井 駒子 著 白泉社 2000年
このお話はクリスマスの夜、一人の坊やのもとによるくまという名前の熊の子が訪ねてくるところから始まります。作者である酒井駒子さんの温かく愛らしい絵がとても魅力的な作品です。
また、私はこの作品の中で「サンタさんは来るのか、来ないのか」という坊やの感情にとても共感できるところが大好きです。今はもう存在しない気持ちですが、それこそ坊やくらいの年齢のとき(5歳くらい?)はサンタさんが待ち遠しくてたまらなかったものです。読んでいるとそういった感情が思い出されてとても心がなごみます。是非、読んで下さると嬉しいです!
(ユーリィ)
- 『おじいちゃんとの最後の旅』 ウルフ・スタルク 作 キティ・クローザー 絵 菱木 晃子 訳 徳間書店 2020年
主人公の性格とおじいちゃんの性格が表裏一体で仲の良さを感じられます。主人公は、おじいちゃんが好きで主人公の父は、おじいちゃんが嫌いで、でもおじいちゃんを心配している所も表裏一体で親子だと感じさせられます。本の内容も理解しやすく難しい漢字には振り仮名が振られているので読みやすいです。ページは100ページ以上あるけど、文字が大きく章もわかれているので短い時間で読むことができます。
(M・K)
- 『広島ルール』 都会生活研究プロジェクト〈広島チーム〉 著 中経出版 2012年
この本は広島の人達や食べ物などいろいろなジャンルのあるあるがのせられています。例えば、お好み焼で、「広島風は許さない、広島焼きはもっと許されない」といったことがかかれています。ほかにも県外から来た人達のはんのうがとてもおもしろいです。
また一つ一つのあるあるに細かく説明はされているので、よりくわしく知ることができます。マンガもちょこちょこありとても分かりやすいです。ぜひ読んでみてください。
(あららん)
- 『お天気屋と封印屋』 廣嶋 玲子 作 佐竹 美保 絵 静山社 2021年
十年屋シリーズのキャラクター、ビビ&ポーさんのお茶会をすこしのぞいてみませんか?
キャラクターがまるで近くに居るように感じる、銭天堂の廣嶋玲子さんが描くストーリー。
(てつてつ)