お知らせ

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2025年12月 3日


こども図書館

中国新聞「子どもたちへ本の招待状」 (2025年11月)に掲載された本の紹介

こども図書館職員が中国新聞「子どもたちへ本の招待状」(2025年11月)で紹介した本です。
本選びの参考にいかがですか?

2025年11月9日掲載(対象:中学生から)

『十一月の扉』
高楼 方子 作(福音館書店)

中学2年生の爽子(そうこ)は、父の転勤で引っ越しが決まりましたが、2学期が終わるまで転校せずに1人で下宿することになりました。下宿先は、偶然見つけて心引かれた赤茶色の屋根の白い家「十一月荘」。下宿生活が始まると、爽子は十一月荘の住人たちをイメージして、「ドードー森の物語」を書くことにしました。すると、爽子が書いた物語と同じようなことが十一月荘を巡る人たちにも起こり...。秋から冬に向かう季節を美しく描き、爽子が周囲との関わりの中で成長する物語です。

2025年11月23日掲載(対象:小学校低学年から)

『ねむれないふくろうオルガ』
ルイス・スロボドキン 著 三原 泉 訳(偕成社)

子どものフクロウのオルガは、いつもならとっくに眠っている時間に眠れず、困っていました。そこで、物知りの長老フクロウに相談し、言われた通りに片目を1分ずつ閉じてみたり、両眼を2分つぶってみたりしますが、やっぱり眠れません。シマリスと一緒に体を丸めても、オポッサムのように木の枝にぶら下がっても、眠ることはできませんでした。すると、どこかから飛んできたツグミがオルガから話を聞いて、お勧めの寝方を教えてくます。眠れず不安になるフクロウと、いろいろな寝方を教えてくれる森の動物たちの交流を描いた絵本です。

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